夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです



村上春樹のインタビュー集。

インタビューだからサクサク読めるかと
軽い気持ちで読み始めたら
意外と’濃くて’読むのが大変でした。

でも面白かった。読んでよかったですface02



「アンダーグラウンド」から「1Q84」に
至るまでの過程がよく分かります。


「アンダーグラウンド」が出たとき
とても驚いたことをよく覚えています。
村上春樹はこういうことする人じゃないと思ってた。
という驚きです。

でもだからこそ興味をもって手にとりました。
そして泣きながら読みました。

「アンダーグラウンド」と
「約束された場所で」を読んでいたので
「1Q84」を読んだときは
あれが今こういう形になったんだ。
と納得できたけれど
そういうことを全く知らずに読んだ母は
「なんで今頃オウムなの?」と言っていました。
なぜ今更あの事件を思い出させるんだと。
その感想もよく分かる気がする。


阪神大震災があって地下鉄サリン事件があったあの年。

なんだか今とかぶる。。。


それはさておき。

この本を読むと無性に体を鍛えたくなります。
「そうそう。体って大事よね~。」って思う。

仕事柄、体の大切さは分かっているつもりですが
ここまでストイックになれるのは凄いな~。
アスリートが試合のためにトレーニングするように
小説を書くために鍛えてる。
その体と頭と心から生まれる小説が
一筋縄ではいかないのは当たり前かも。


「このときはこんなことを思いながら書いてた」
とか言ってるのを読んで
小説をもう一回読み直したくなりました。

昔の作品は何度も読み返したりしてるけど
「海辺のカフカ」あたりからは
一回しか読んでないなぁ。
あれは分からないまま放置してある感じ。
うん。そろそろ読み直してもいい時期かも。


それと「1Q84 BOOK3」も。
そういえばまだ読んでなかった。。。face03icon10








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2011年06月26日 Posted bymikarin at 16:33 │Comments(0)本。

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