8月の読者メーターまとめ
二流小説家 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)の感想翻訳ミステリーにしては読みやすかったです。なんでだろ？翻訳が上手なんでしょうか？面白かったです。きれいで頭が良くてしっかり者の女の子がつい世話を焼きたくなってしまうような主人公の可愛いダメっぷりが良かった。最後の方とか少しくどいかな、と思ったけど。途中に挿入される小説に笑ってしまった。ある程度のテクニックがあればこんな風に色んなジャンルの読者が求めているものを書くことが出来るんだ。誰もが一流ばかり求めてる訳じゃないもんね。
読了日：8月23日 著者：デイヴィッド・ゴードン
はだかんぼうたちの感想江國香織は「きらきらひかる」が気に入ってそれからしばらくはチェックしていたのだけれど、だんだん飽きちゃって。というのは淡々と語られるはっきりしない男女の関係に。ということなんだけど。なんだかこの言い回しは江國香織っぽいな。今、読み終わったばかりだから影響を受けてるな。とにかく久しぶりに読んだら少し新鮮に読めました。母娘の関係がリアルで怖い。きっと自分も手におえない娘で、リスペクト出来ない母親なんだろうと思えてくるところが一番怖いかも。
読了日：8月17日 著者：江國香織
64(ロクヨン)の感想暑苦しい男の意地とプライドがぶつかり合う。読みながらぐったり疲れる。緊迫した場面では入りこみ過ぎて息をするのを忘れてる。それでもページをめくらずにはいられない。「本に集中しすぎ」と旦那に怒られたくらい他の事がおろそかになるほど集中して読みました(*^^*)
読了日：8月10日 著者：横山秀夫
パラダイス・ロスト読了日：8月6日 著者：柳広司
百年法 下の感想あーもう、なんなの。このいちいち予想を裏切る展開。面白過ぎる（≧∇≦）下巻もあっという間に読みました。「読み始めたら止まらない」を久々に体験。
読了日：8月4日 著者：山田宗樹
嘆きの美女の感想初めての柚木麻子。面白かったです。そんなつもりはなかったのに感動してしまった。それぞれが周りの評価や自意識やコンプレックスから解放されて本来の自分を取り戻していく過程にワクワクしました。うーん。羨ましい。自分はまだそこまで突き抜けてないなぁ。がんばろう。
読了日：8月1日 著者：柚木麻子
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